鬼滅の刃が2020年5月18日に連載が終了となり、鬼滅ロスの声も上がっています。
2020年10月には映画「鬼滅の刃 無限列車編」も公開が決まり、まだまだ人気は衰えない鬼滅の刃ですが、吾峠呼世晴先生は福岡の実家に戻るかも?との噂も。
主人公・竈門炭治郎(かまど たんじろう)の名字にも使われている「竈門神社」は福岡県に2つ存在します。
太宰府市の宝満宮竈門神社と筑後市の溝口竈門神社ですね。どちらがより鬼滅の刃と共通点があるのか調べてみました。
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竈門神社と主人公の竈門炭治郎(かまど たんじろう)
ご存知、鬼滅の刃の主人公、「竈門炭治郎」の名字が”竈門”であり、竈門神社につながりがあると、どちらの神社にも言えますよね。
聖地は太宰府市の宝満宮竈門神社 ほうまんぐうかまどじんじゃ?
引用:宝満宮竈門神社
天智天皇の時代に、大宰府政庁が置かれ、鬼門にあたる竈門山(宝満山)では大宰府また国家鎮護のための祭祀が行なわれてきた由緒ある神社になります。
縁結び、方除け(ほうよけ)、厄除の神さまとして人気があり、また、桜や紅葉の名所としても有名なんですね。
そのファン達から発祥の地・聖地などと呼ばれ、急激に注目を集めてます。
宝満宮竈門神社
住所:〒818-0115 福岡県太宰府市内山883
電話:092-922-4106
最寄り駅:西鉄太宰府駅
*コミュニティバスがありますが本数が少ないため、タクシーも考慮にいれたほうが可
*徒歩40分なので、ちょっときついかと。
西鉄太宰府駅は太宰府天満宮へ徒歩5分です。
福岡天神から西鉄二日市まで特急で15分+太宰府線で西鉄太宰府駅まで5分
① 共通点:宝満山の位置 鬼門
宝満宮竈門神社は宝満山の中に位置します。
神社は1350年を超える歴史を誇る古社であり、宝満山が大宰府の鬼門(東北)の位置にあるんです。
そして、宝満宮竈門神社は鬼門除けとして祀られた経緯もあることから、鬼滅の刃=簡単に言うと鬼退治、とが似ていると言われているんですね。
②共通点:市松模様の羽織
宝満宮竈門神社では修験者の修行もしています。
修験道とは”山へ籠もって厳しい修行を行うことにより、悟りを得ることを目的とする日本古来の山岳信仰が仏教に取り入れられた日本独特の宗教”であり、
この修験者の羽織が主人公・炭次郎の羽織と同じ市松模様となっています。
引用:ライントラベル
確かに、市松模様ですねぇ。
③共通点:藤の花、藤棚
引用:じゃらん
鬼滅の刃では藤の花はおなじみとなっています。
作中では、藤の花=青い彼岸花と触れてはいませんが、毒があるため鬼が嫌っている描写が出てきますね。
武蔵寺は九州最古の仏跡と言われ、樹齢千三百年とも言われる「長者の藤」が藤棚を作っており、市の天然記念物にもなっています。
武蔵寺
818-0052 福岡県筑紫野市大字武蔵621
Tel:092-922-2670
太宰府の隣の筑紫野市に存在しますが、JR二日市駅から徒歩15分でなので、このあたりに作者の吾峠呼世晴さんがお住まいだとしたら、宝満宮竈門神社と同じく全くの圏内ですね~。
*二日市は筑紫野市との境目です
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聖地は筑後市の溝口竈門神社 みぞぐちかまどじんじゃ?
引用:ちくてく新聞
溝口竈門神社は筑後市溝口に位置し、周りは田園風景で境内の中は巨大なクスノキ林もあります。
交通の便は悪く、ちょっとお参りするには車が不可欠ですね。
さらに太宰府の竈門神社から勧請(かんじょう:神仏の来臨を願うこと)されて1,000年以上の歴史を持つ神社となっています。(引用:ちくてく新聞)
溝口竈門神社
〒 833-0012 福岡県筑後市大字溝口1553
JR筑後船小屋駅からタクシーで約10分
境内にトイレなし、無人
近くにコンビニなし
①共通点:溝口少年 君の刀は何色だ?
(引用:ちくてく新聞)
単行本7巻において、煉獄杏寿郎(れんごく きょうじゅうろう)が主人公・竈門炭治郎を「溝口少年」と呼ぶシーンがあるんですね。
これには、多くのファンも何故急に溝口?と疑問があがったようです。
主人公の名字の「竈門」と合わせると「溝口竈門」となるため、吾峠呼世晴先生が溝口竈門神社をベースに鬼滅の刃を書いたため、伏線ではないかとも言われています。
②共通点:藤の花、藤棚
引用:じゃらん
筑後市には藤棚のスポットがなかったのですが、近くにスサノオ神社があります。
こちらの藤棚は。「黒木の大藤」と呼ばれ、国の天然記念物にも指定されている藤の大木が境内に大規模な藤棚を形成しているんですよ。
藤野開花時期には「黒木大藤まつり」も開催され、出店も並ぶため作者が行ったということも考えられますね。
素盞嗚神社(黒木の大藤)
福岡県八女市黒木町5-2
羽犬塚駅からバスで45分
どちらが竈門神社なのか?考察
色々と調べてみましたが、作者の吾峠呼世晴さんが福岡にお住まいだったことは間違いないとして、「溝口少年」と叫んだところ以外は太宰府にある宝満宮竈門神社、つまり
吾峠呼世晴さんの実家は太宰府や筑紫野近辺にあり、太宰府市の宝満宮竈門神社をモチーフにしたのではないかなと考えます。
溝口竈門神社は宝満宮竈門神社から勧請されている=分社みたいな?ものと捉えて、物語の中でまだ回収されてない多くの伏線のひとつとしたとも捉えられるのではと。
溝口、だと名字でもおかしくありませんが
宝満、は大正時代、でも少し違和感があるかな~。
あと、溝口竈門神社ってトイレがないんですよ、若い女性が行きたいかと、無人だし大事なネームのテーマに使うかなぁ~って。
どちらの神社も鬼滅の刃効果で参拝客が増えているようですよ。まだどちらか分かってないのでどちらも行ってみて考えてみるのもいいですね!
作者がどの竈門神社と公表していないので、ただの考察になりますことをご了承くださいね。
【聖地巡礼】鬼滅の刃 竈門神社はどこ?太宰府?筑後?漫画との共通点まとめ
鬼滅の刃の竈門神社は太宰府市の宝満宮竈門神社から勧請された溝口竈門神社ということでどちらも元は一緒と考えれられます。
漫画との共通点も甲乙つけがたいですが、個人的な観点から太宰府市の宝満宮竈門神社ではないかと思っております。
しかしながら、作者の吾峠呼世晴先生が特に公表されてませんし、これから映画もありますし今後の動向をみてもいいかもしれませんね。