2020年9月4日、三浦春馬さんが逝去されたことについて四十九日になり、公式にコメントを出されましたね。
内容は、当日の経緯や遺書の存在、お別れの会、キンキーブーツの再販など皆さんが疑問に思っていたこと。
コメントしてくれてありがとうといった声もたくさんありましたが
やはり時系列が曖昧なこと、会見をしないことにを疑問視する声もあがっています。
何がそう思わせる要因なのでしょうか?
そこで、今回公表された「お知らせ」について納得感がないとされる点をメディアの記事を参考にまとめました。
Contents
アミューズが三浦春馬さんに対するお知らせを四十九日(9月4日)に発表、内容は?
出典:インスタグラム
2020年月4日、三浦春馬さんの四十九日に所属事務所による「お知らせ」が発表されましたね。
皆さんが待ち望んだ発表でした!
三浦春馬が旅立ってから、本日 四十九日を迎えました。
ファンの皆様へ、お知らせをアップしました。これからも彼の作品や、その姿が皆様の中で輝き続けることを心より願っております。https://t.co/kGEf5PtD85
— 三浦春馬 & STAFF INFO (@miuraharuma_jp) September 4, 2020
出典:アミューズ公式サイト
全文は長いためすべてをご覧になりたい方はコチラへ。
事務所としてきちんと調べを進めて、発表したことでいくつかの疑問点は解決しました。
安心すると同時に
未だモヤモヤ感があるとされているのが、日刊ゲンダイさんによるコメントに集約されていましたよ。
アミューズが三浦春馬さんに対するお知らせのどこにモヤモヤ感が残るの?
発表してくださったことはとても良かったと思いますがモヤモヤ感とは?
その理由は、日刊ゲンダイさんが記事になさっているように2つの点のコメントがなかったから。
三浦さんのファンたちが混乱し、心が悲鳴をあげる人もいるのは“モヤモヤ”が解消されずにいるためだろう。
その要因のひとつは、いまだはっきりしない点があるためだ
4日、所属事務所「アミューズ」は四十九日に合わせて「当日の経緯」や「遺書の有無」「お別れの会の予定」について報告する文書をホームページ上に公開した。
しかし、ファンが知りたがっている「担当マネジャーが三浦さんの自宅に迎えに行った約束の時間(何時だったのか)」、
そして「病院に搬送された時間」の2点がすっぽり抜け落ちていた。
三浦さんが永眠した時間を「14時10分」と明記するのであれば、ファンはこの肝心の2点も明らかにしてほしいと思ったはずだ。
ファンのモヤモヤは軽減されるどころか、ますます強まったかもしれない。
引用:日刊ゲンダイ
公式に発表してくれたことは良かったものの、
- 三浦春馬さんを迎えに行った時間
- 病院に搬送された時間
が抜け落ちていること。
アミューズが発表した三浦春馬さんの正式発表 6つの謎?
ここでは、アミューズに対する批判等ではなく、
メディアの発表をもとに出されたコメントとを分かりやすくまとめております。
アミューズへの問い合わせ等はご遠慮いただきますようお願い申し上げます。
謎① 三浦春馬さんの「当日の経緯」
事務所から発表された当日の内容がこちら。(原文のまま記載)
午後から予定されていた仕事に向かうため、約束の時間に担当マネージャーが自宅へ迎えに行きましたが、メール・電話等に返事がなかったので、部屋へ向かいました。
インターフォンを鳴らしましたが応答がなかったため、管理会社の方に連絡し、部屋の鍵を開けていただき入室したところ、すでに意識のない状態でした。
応急手当をするとともに、すぐに警察と救急に連絡を入れ、病院に搬送されましたが、懸命な救命処置も及ばず14時10分に永眠いたしました。
その後、警察による現場及び時間経過の検証の結果、事件性は確認されず、検視の結果から死因は自死であるとの報告を受けました。
一部報道で「撮影現場に本人が現れないため、マネージャーが不審に思い自宅に確認に行った」と報じられておりますが、
仕事の際にはマネージャーが送迎しておりますので、そのような事実はございません。
マネージャーの送迎は日刊ゲンダイの記事が網羅的にまとめてくださっています。
7月18日午後、人気俳優の三浦春馬さん(30)が、搬送先の病院で亡くなった。
この日、三浦さんのマネジャーは三浦さんがテレビドラマの収録の仕事現場に現れず、連絡が取れないことを不審に思い、東京・港区の自宅マンションを訪れたという。
そこで首を吊っている三浦さんを発見したとNHK、NNN、朝日新聞、スポニチ、日刊スポーツ、デイリー新潮などが報じた。
これに対し、三浦さんの所属事務所アミューズは「弊社マネジャーは当日朝、三浦の自宅に直接向かいました。報道されている事実の中には誤りもあります」(担当者)と否定する。
これを聞いて筆者も腑に落ちた。
なぜなら、10年以上前から星野源(39)やディーン・フジオカ(39)ら三浦さんと同じアミューズ所属のタレントの取材を繰り返してきたが、この事務所に限って所属俳優とマネジャーが現場で落ち合うケースは1度も目撃したことがないからだ。
ところが、なぜか今回の三浦さんの自殺報道において、タレントとマネジャーが直接現場で落ち合う予定だったかのように報じられた。
もしこれが事実だとすれば、アミューズのマネジメントにおいてこれは極めてレアケースだと思っていた。
なぜ“現場待ち合わせ”をしたかのような報道が出たのか。今後の発表を待ちたい。
引用:日刊ゲンダイ
「現場待ち合わせ」は確かに不思議ですよね。
謎② 三浦春馬さんの「遺書の存在」
出典:nuemero
大手サイトでもさんざん記事となっていた、「遺書」がなかったようですね。
事務所から発表された遺書の内容がこちら。(原文のまま記載)
警察の現場検証の結果、本人が日頃から役作りなど様々な思いを綴ったノートは自宅から発見されましたが、遺書はありませんでした。
そのノートにも、自死の動機や原因と直接結びつくような内容はなく、
また、ファンの皆さま、スタッフ、アーティスト仲間などへ遺した文章や、遺書なども結果として見つかっておりません。
引用:アミューズ
考えや想いを綴ったノートの存在があったのですね!
自室に残した日記に人生における悩みや葛藤を綴っていたことが「週刊文春」の取材で分かった。
「亡くなる直前に書かれたものと見られ、『死にたいと考えた』『どう死ぬべきか』といった自身の死についての考え方が長々と綴られており、遺書というべき内容です。
これを読めば彼がいかに思い詰めていたか、よく理解できます」
さらに数年前から精神的な葛藤に苛まれていたことが分かる、次のような記述もあった。
〈僕の人間性を全否定するような出来事があり、たちまち鬱状態に陥り、自暴自棄になった〉
引用:文春
メディアにとっては「ノート」や「メモ」と言うより、どど~んと「遺書らしきもの」、「遺書」と書いたほうがキャッチーだったのもあったのかもしれませんね。
文春によると、
- 人生における悩みや葛藤が綴ってあった
- 自身の死についての考え方が長々と語られていた
とあります。
文春さんなので、きちんと取材されての発表だった・・・?んですよね。
う~ん。このあたりがファンを混乱させた?
謎③ 三浦春馬さんの「仕事の進め方」
三浦春馬さん、ダニエルさん 出典:文春
事務所から発表された仕事の進め方がこちら。(原文のまま記載)
仕事の進め方に関しては、出演のオファーをいただいた時点で、スケジュール、作品の持つ意味合い、そして本人の思いなども含めて、
その都度、本人と担当マネージャーとの間で丁寧に話し合いながら進めて参りました。
なお、一部報道に「留学を中止して帰国するようにマネージャーが指示した」といった内容の記事がございましたが、そのような事実はございません。
一部報道とは文春さんのこちらの記事についてですね。
ある日、ダニエル氏がフラットに帰ると、三浦さんがひとりスツールに腰掛けて泣いていたという。
私は驚いて、ハルに「一体どうしたんだ! 何が起こったんだい?」と尋ねたところ、彼は突然、私の手を握り締めて
「日本の所属事務所は僕に向かって、ロンドンなんかで時間を浪費するな。直ちに帰国して仕事現場に戻ってくれと言うんだ……」。
引用:文春
留学については、週刊女性PRIMEがこのように報じています。
当時、三浦さんは英国へ留学中だった。
小出は数々の作品を控えていた売れっ子だったが騒動のせいですべてが白紙となり、(当時の)所属事務所は出演予定だったドラマや映画の代役探しに追われることに。
その中のひとつ、小出さんが降板となった主演ドラマの代役に選ばれたのが、三浦さんだったといわれています。
ただ、ほかの作品については代役の発表がありましたが、こちらは正式に発表されていません。
その時期に三浦さんが半年ほど予定していた留学を3か月で切りあげて帰国したことから、
“穴埋めのために、三浦さんは留学を中断せざるをえなかったのでは”という憶測が広がりました
(芸能リポーター)
引用:週刊女性PRIME
週刊PRIMEによると、小出恵介さんの代役を三浦春馬さんが選ばれたと、当時は考えられていたとは知りませんでした、なるほど。
それで、文春さんと、週刊PRIMEさんの記事から、三浦春馬さんが代役のために帰国という流れとなったと考えられたんでしょう。
大手メディアの発表だとどうしても信じちゃいますよね。
謎④三浦春馬さんの未発表作品は今後どうなる?
出典:インスタグラム
事務所から発表されたミュージカル「キンキーブーツ」のサントラの再販がこちら。(原文のまま記載)
ブロードウェイサイドの皆さまのご厚意で、15分程度の特別映像を後日アップさせていただく事となりました。
また、完売しておりました『キンキーブーツ』サントラCDに関しては、再プレスを行い、本日よりネット通販でご購入いただける状況が整っております。
なお今後、三浦春馬に関する弊社の全ての利益は、三浦春馬基金(仮称)を2020年内に立ち上げ、本人の遺志を継ぎ、
これまで携わってきた「Act Against AIDS(現ACT AGAINST ANYTHING)」の活動を通し、
ラオフレンズ小児病院を始めとする、あらゆる困難に立ち向かう人々への寄付・支援に充てさせていただきます。
これは良かったですね!
キンキーブーツはアメリカでの版権などがあり、非常に厳しい交渉になったかと思いますが、15分の映像を楽しみに待ちたいと思います。
謎⑥ 三浦春馬さんのお別れの会はいつ?
事務所から発表されたお別れの会の内容がこちら。(原文のまま記載)
現在、想いを届けていただく場所とし立ち上げさせていただいた「追悼サイト」へ、毎日、多くのファンの皆さまから沢山のメッセージをいただいております。
「お別れの会」に関しては、応援してくださった皆さまの沢山の愛で溢れる場にできるよう、2020年内の実施を予定しております。
新型コロナウイルス感染の拡大状況を見ながら、実施の日程や方法を検討しておりますので、詳細が決まり次第、改めてお伝えさせていただきます。
コロナの影響で長らく未定だった三浦春馬さんのお別れの会、2020年のうちに開催されるんですね!
こちらも皆さん待ち望んでいたと思います。
これで気持ちの整理が一区切りつくでしょうし。
冬、インフルエンザが本格的に流行る時期の前とかになるでしょうか?
余談になりますが、コロナで女優の岡江久美子さんが逝去され、かつお別れの会がなされないと知ったときは
テレビの前のイチ視聴者ではありますが、ショックを受けたものです。
ご家族のインタビューにウルっときちゃいました。
謎⑥ 誹謗中傷について改めてのお願い
ご心痛の中にいらっしゃるご遺族や友人のプライベートを詮索するような記事の掲載、そのための過剰な取材行為、
弊社所属アーティスト及びマネージャー等に対するネット上での根拠のない誹謗中傷に関しまして改めてお控えいただけますようお願い申し上げます。
やはり自殺というのは衝撃的かつデリケートな問題なので、動揺し、一部加熱した報道もあったかと思います。
こちらの記事がアミューズが伝えてる内容とファンとメディアの本質的な部分になるように考えました。
「ご親族への執拗な取材行為、憶測による記事掲載が見受けられます」というのは、明らかに一部の週刊誌報道を想定したものだろう。
例えば『週刊新潮』8月6日号は「『三浦春馬』動機は『家族問題』」と題する記事を掲載。
「『もう親の顔は見たくない』と一人息子は言った」「ステージママと『断絶の愛憎劇』」といったリードからわかるように、自殺の背景に親との確執があったのではないかという内容だ
当初から、三浦さんの死をめぐっては、遺書が残されていたという報道がなされていた。
ただその後の『週刊文春』などの報道を見ていくと、遺書とされたものは、三浦さんの日記らしい。
記事の特徴は、そのカギかっこ付きの日記の内容が、直接的な引用でなく、「親しい関係にあった知人」の言葉を通して語られることだ。
単純に考えれば、同誌が日記そのものは入手していないと類推できる。
でも、その友人のコメントの中でカギかっこ付きで紹介される日記の内容が、覚えている内容を語っているというより、現物を見ながら語っているかのように具体的なのだ。
この遺書については『週刊新潮』も言及しており、7月30日号「『三浦春馬』酒とバラの『遺書』」は、こう書いている。
「自宅にあった手帳には、普段の仕事への思いや役者論などが綴られており、その中に『死にたい』という主旨の記述があったそうです」
その情報をもたらしている知人は、たぶん両誌とも同じ人物なのだろうが、『週刊文春』はその人物に食い込んで行ったのだろう。同誌の報じる遺書の内容は、かなり具体的で踏み込んだものだ。
自殺の背景について、多くのメディアがあまり踏み込まないでいるのは、事務所の要請もあって、憶測報道を避けようという意識が働いているのだろう。その人権的配慮は当然だと思う。
ただ気になるのは、冒頭に書いたように多くの人の心に「いったいなぜ?」という疑問が突き刺さったままであることだ。
家族との確執という話は、遺族をさらに傷つける恐れが強いので配慮するのは当然と思うが、もうひとつ気になるのは、三浦さんが日記に「死にたい」といった記述をし、親しい知人にも話していたならば、
それを2~3年間、放置していたのはなぜなのか、何か対応を講じて、死に至る前に何とかならなかったのかということだ。
そういう議論であれば、誰をも傷つけることにはならないだろうし、むしろ三浦さんの死を受け止めて、社会的に考えるというのは、彼の死を受け止めることになるような気もする。
三浦さんがずっと陥っていたという鬱の状態を考え、何とかできなかったものかと考えるのは決して彼の死を貶めることにはならない気がする
恐らく事務所からの警告もあって、報道機関は逡巡し、その結果、三浦さんの死をどう受け止めてどう考えるべきかと思考することも止まったままになっているのではないだろうか。
もちろん人間の死に踏み込むことの重さは理解すべきだし、事務所の言うように、関係者への執拗な取材や、安易な憶測報道を慎むのは当然だろう。
ただそのうえでなお、あまりに突然で多くの人に衝撃を残したままの三浦さんの死については、もう少し社会全体が受け止めるべき事柄があるような気がする。
恐らく週刊誌の取材に応じている「親しい知人」の方は、自分の知っていることをどう伝えるべきか悩み、どうすることが三浦さんの遺志に沿うことになるのか苦悩しているのだと思う。
人権的配慮は当然のこととして、三浦さんの死を悼むとはどういうことなのかを、もう少し考えても良いのではないかという気がする。
ただ今回の三浦春馬さんのケースを見ると、以前から「死にたい」と口にしていたようなのだが、なぜ実際に行動に移す前に何とかならなかったと思わざるをえない。
仕事に支障をきたすとかいろいろな判断はあったのだろうが、残念というほかない。
亡くなった人や周囲の人たちへの配慮は当然のことなのだが、三浦さんが置かれていた状況がどんなだったのか、もう少し社会が考え議論する必要があるし、それは報道の役割でもあるような気がするのである。
引用:月刊「創」
アミューズもファンもメディアもきっと同じ気持ちで故人を尊重しつつも
デリケートな問題ゆえに、どう扱っていくのがいいのか、異なる想いのなかで、それぞれベクトルが噛み合ってないという気もします。
ただ三浦春馬さんの死を悼む誰しも気持ちは同じであると考えます。
三浦春馬さんについては、当サイトでも取り上げさせていただいております。
内容については、プライバシーを尊重し誹謗中傷、誤解などないよう、記事などを参考にさせていただいており、細心の注意を払っています。
当記事では、メディアの報道からアミューズのコメント内容をまとめ、なぜそのようなコメントが出たのかわかりやすくお伝えしたものとなっています。
内容については、プライバシーを尊重し誹謗中傷、誤解などないよう、記事などを参考にさせていただいており、細心の注意を払っています。
従って、記事についてアミューズへの問い合わせはご遠慮いただきますようお願いいたします。
三浦春馬四十九日アミューズの発表まとめ!6つの謎に時系列のモヤモヤ感?まとめ
三浦春馬さんが急逝されてから、49日たった、2020年9月4日に事務所が「お知らせ」としてコメントを出されました。
6つの謎について、それぞれの個人の受け止め方もあり、スッキリ解決した方もいますし、モヤモヤが残った方もいますね。
これは、置かれている立場が異なるがゆえに、仕方のないことだと考えます。