三浦春馬さんが出演された「明日へのワープ」(世にも奇妙な物語、2018年春の特別編)がSNS上で今になって話題となっています。
どうやら、「明日へのワープ」で出てくるトロフィーの日付やPLAというフレーズが現実の三浦春馬さんを予想?していたのではないか?
のような疑問が浮上しているんですね!
これに上田監督が答えてくださいました、凄いですね。
今回は、「明日へのワープ」のトロフィー日付やPLAについて上田監督の説明とともにまとめました。
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三浦春馬主演、世にも奇妙な物語 2018年春の特別編「明日へのワープ」ってどんな話?
三浦春馬さんと相島一之さん 出典:シネマカフェ
「明日へのワープ」とは、世にも奇妙な物語(2018年春の特別編、5月12日)で放送されたドラマで、小出もと貴さん(こいで もとき)さん原作の漫画「アイリウム」。
未来へタイプワープし、その間に起こったことをすべて忘れる薬「アイリウム」を手にした人間の短編集となっており、
「明日へのワープ」は「アイリウム」のなかの「映画監督志望編」となっています。
原作 漫画「アイリウム」小出もと貴さん
「明日へのワープ」 三浦春馬さん インタビュー
出典:シネマカフェ
三浦春馬さんが「世にも奇妙な物語」に出演されるのは、『JANKEN』に引き続き『明日へのワープ』で2回目なんですね。
自分と向き合う時、(現実から)逃げてしまうような弱さって誰もが持ち合わせていると思うのですが、そんなところに僕も共感しました。
勝負しなければいけない瞬間というのは人それぞれ絶対にあると思うので、
そういうことの大切や尊さに気付いてもらえるような作品にできれば良いなと思いながら、精いっぱい(お芝居を)やらせていただきました。
引用: シネマカフェ
こちらの作品の中で、特に注目してほしいシーンの質問に
アイリウム”という薬による“世にも奇妙な世界”を経験した後の恋人とのシーンで、自分のパートナーを見た時、“あぁ本当に存在するんだなぁ”と感極まりました。
“大切な人が明日いなくなるかもしれない”という可能性は0%じゃないわけで、
いつだって誠実に人と向き合うこと、その大切さを実感しました。
引用: シネマカフェ
とコメントされていたんですね。
そうですね、大切な人が明日いなくなるかもしれない…
その言葉が今となってはしみじみと胸に突き刺さります。
「明日へのワープ」 あらすじ&ネタバレ
出典:シネマカフェ
あらすじがちょっと長いです↓↓スミマセン
途中から、折りたたみにしております。おそらく読んで頂いたほうが理解が早いかも知れませんが(;´Д`)
映画監督を夢見る青年・小林峰雄(三浦春馬さん)は、アルバイトをしながら自主制作映画を作り続けて早10年、全く芽が出ない、27歳。
そんな中、惨めな思いをすること必至の友人の結婚式に招待されてしまいます。
さらには一緒に夢見ていた女優志望の恋人・須藤由紀(佐久間由衣さん)からも愛想を尽かされそうな状況で、焦燥が憔悴となり、追い込まれていく峰雄。
年齢のこともあり、女優に見切りをつけ、実家に戻って家業を手伝うことを考えはじめる由紀に峰雄は何も言えません。
眠れぬ日々が続くある日、心療内科を訪れた峰雄は精神科医・宇堂公康(相島一之さん)から謎の薬“アイリウム”を処方されます。
[box class=”blue_box”]“アイリウム”とは、1錠服用した途端24時間分の記憶が完全に無くなり、まるで24時間後の未来にワープしたかのような感覚になれる薬。[/box]つまり嫌な思いをする出来事の前に飲んでおけば、そのことを体験しなかったかのように記憶から消し去ることができてしまう。
半信半疑のまま、峰雄はアイリウムを1錠飲みます。
すると気がついたらスーツを着て地元にいました。記憶はないが、峰雄は同窓会兼親友の結婚パーティーに参加していたようなのです。
しかし、記憶がないことに不安を覚えた峰雄は同級生たちにそれとなく同窓会の様子を聞き出すと特に問題はなかったことが分かります。
次に峰雄がアイリウムを飲むのは、応募しているコンクールの結果発表がちょうど1週間後にせまったときでした。
「明日へのワープ」で何が三浦春馬さんの未来を予想しているの?
出典:ツイッター
↑こちらの↑、押入れの中から出来たトロフィー、よくよく見てみると…
- PLA映画祭
- グランプリ「籠の中」
- 2020.7.19
と書いてあるんですね。
これらが、2020年7月18日に亡くなった三浦春馬さんを想起させるとSNS上で話題となっていました。
三浦春馬さんが主演した2018年放送の世にも奇妙な物語『明日へのワープ』
三浦春馬さん演じる男が監督して受賞する映画のタイトルが「籠の中」
貰うトロフィーの日付が2020年7月19日。春馬さんの事務所契約更新期日が2020年7月18日。
明日からは自由って意味で18日だったの? pic.twitter.com/lgKknNlEco
— 桜❀でんぶ (@kinkysakura) August 27, 2020
この「謎」について、「明日へのワープ」の監督である植田泰史さんがコメントをくださっています!
三浦春馬主演「明日へのワープ」 謎 ① トロフィーの日付
出典:シネマカフェ
トロフィーの日付は、三浦春馬さんが自殺なさった翌日の2020年7月19日となっていますね。
まず、これが、偶然なの?となったようです。
しかもドラマの放送は2年前ですから、一体どういうコト?と思ってしまうのも無理はないかと。
謎①は「2020年7月19日」
三浦春馬さんの亡くなった日の翌日
こちらについて植田監督は設定を考えた助監督さんにもヒアリングもしてくださり、コメントをしてくれています。
出典:ツイッター
日付に関しては、主人公が1から新作の脚本を書いて資金を稼ぎながら撮影し完成させたと考えると早くても2年かかると思い2年後の受賞と設定しました。
何月何日かは助監督が設定したので本人に聞きました。
以下メールの引用
まず作品の日時設定が5月であることからPLA映画祭の審査期間を決めました。
5月に1次審査、6月に2次審査、7月に最終審査という流れです
2018年のミネオはこの5月の1次審査で落ちています。
映画祭は通常土日に開催されているという理由で2年後の2020年は7月19日(日)にしたと思います。
日付の特別な意味はありません。
特別な意味はない→偶然だったのということですね。
そして設定も、物語に寄り添い、それらしい日付の設定にしてくれていることから
日付(2020年7月19日)は完全に偶然と捉えることができそうです。
三浦春馬主演「明日へのワープ」 謎 ②PLA
謎②は「PLA」
PLA=人民解放軍
こちらは今年2020年の三浦春馬さんのツイートからくるものだと思われます。
明るみになる事が清いのか、明るみにならない事が清いのか…どの業界、職種でも、叩くだけ叩き、本人達の気力を奪っていく。皆んなが間違いを犯さない訳じゃないと思う。 国力を高めるために、少しだけ戒める為に憤りだけじゃなく、立ち直る言葉を国民全員で紡ぎ出せないのか…❄️
— 三浦春馬 & STAFF INFO (@miuraharuma_jp) January 28, 2020
こちらのツイートは、東出昌大さんの不倫をかばったのか?もしくは、国力を高めると書いてあるのは政治がらみか、と話題になりました。
プチ炎上さえ起こしていたんですよね。
この謎について植田監督はこのように答えてくださっています。
出典:ツイッター
ちなみにPLA映画祭というネーミングは原作通りでした。
久々に原作、脚本、各種データー、完成したドラマに目を通して、感無量となりました。
やはり、彼みたいな俳優は他にいない。
改めてそう思いました。
「PLA映画祭」は、原作どおりだったとは。
となると、原作者の小出もと貴さんによる設定になりますし、予想などできるはずもありませんから、偶然といえるかと思われます。
また、植田監督は三浦春馬さんについて、「彼みたいな俳優は他にいない」とコメントしてくださっています。
疑問にもきちんと対応してくださったことといい、三浦春馬さんのように誠実な方なのでしょうね。
三浦春馬主演「明日へのワープ」 謎 ③籠の中 には触れず
峰雄(三浦春馬さん)がトリップ中に受賞した「籠の中」というタイトルになっていますね。
三浦春馬主演「明日へのワープ」 トロフィー日付&籠の謎を植田監督が説明?まとめ
三浦春馬さんが亡くなってから、出演されたいた作品「明日へのワープ」が現実の三浦春馬さんを予期していた?リンクする?として話題になっていました。
その内容、トロフィーの日付やPLA映画祭について、物語を進める上での妥当な設定=偶然なのだとツイッターにてコメントしてくださっています。
明日へのワープの謎については、いったん収束を迎えたと言ってもいいように思われます。