ウレタンマスクの効果が不織布などに比べて、かなり低いことが判明し、話題となっています。
ウレタンマスクは肌触りがよく、耳も痛くない、洗濯して何度も使えることから重宝されてきましたが
病院などでは使用を制限する動きもあるそう。
図で比較したものをまとめました。
【比較 図解】ウレタンマスクお断りでその性能は?販売禁止の理由は効果ほぼないってどういうこと?
出典:https://www.tut.ac.jp/docs/201015kisyakaiken.pdf
ウレタンマスクを付けていても効果がそんなにない、との見解が2021年頃からワイドショーでも放送されはじめました。
きっかけは豊橋技術科学大学によるレポートの図に端を発したようです。(上図)
不織布や布マスクに比べて吐き出し・吸い込みとも50%ほどしか防げないと
スパコン「富岳」がはじき出しているんですね。
吐き出す飛沫量と吸い込む飛沫量において、不織布マスクではマスク非着用時に比べそれぞれ20%、30%にまで量を抑えられるのに対し、
ウレタンマスクでは50%、60~70%となり、確かに効果が低い
引用:https://www.daily.co.jp/society/life/2021/01/16/0014010479.shtml
ウイルス専門家の西村秀一医師によるマスクの素材別粒子除去性能の実験結果はさらに驚くべき結果になっています。
出典:https://toyokeizai.net/articles/-/409607?page=2
いちばん右側の「ポリウレタン」がウレタンマスクのことです。
ほぼゼロ、よくて10%くらいの飛沫しか防げません。
実験のやり方などでも多少の誤差は出るでしょうけど、ここまでとは(゚д゚)!
コロナがパンデミックになって、1年経って分かったこと、がマスクの性能ですか~。
ウレタンマスクはカラーも豊富でファッション性も高いので
10代20代のワカモノが着用しているイメージがあるでしょうか。
病院などでもウレタンマスクでの来院者を制限する動きがある。
札幌市のある病院では、マスクなしの患者とともに「布製・ウレタン製マスクでご来院された場合は、お断りさせて頂く場合がございます」と、
公式ウェブサイトで明記している。
引用:https://www.daily.co.jp/society/life/2021/01/16/0014010479.shtml
ウレタンマスクでもしないよりはしたほうが良いことは確かなようです。
今お持ちの方は散歩など人とあまり接触がないところで使ってしまい、
今後は不織布や布マスクを購入するのが良いかもしれませんね。
まとめ:比較 図解ウレタンマスクお断り?販売禁止理由は効果ほぼなしで防げない?
ウレタンマスクの効果が不織布や布マスクと比べて少ないと数値によって表されました。
全く付けないよりかは、付けたほうがいいと専門家はおっしゃっていますが、
そこまで言われると、今後は感染しないためにも不織布や布マスクを購入したほうが良さそうです。