よく使われる関数のひとつに「集計」があります。
Subtotalでは単なる合計以外にも、いくつかの集計が使えてとっても便利な関数なので、是非使ってみてくださいね。
集計する関数としてのsubtotal、sum
2つの関数の集計値は同じ値になります。
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フィルタを使う
該当の商品だけ、日付だけ集計したい場合がありますよね。
今回は「orange」だけ集計してみます。
そうすると、sumでは先程の全体の合計が、subtotalではorangeだけの合計が集計されるんです。
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次は、Bスーパーで集計してみます。
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このことから
- SUM 常に全体の集計値
- SUBTOTAL 見えている範囲の合計値
いろんな集計ができるSubtotal関数
先程のSubtotal関数、実は「9」という引数が入っています。
「9」は合計という意味なんです。
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エクセルに「=subtotal( 」とカッコまで記入すると、下記のように、どの集計方法にするか選べます。
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なかでも特に使うのはこちらになるのではないでしょうか。
1 | AVERAGE | 平均値 |
2 | COUNT | データの個数 |
3 | COUNTA | 値の入ったデータの個数 |
4 | MAX | 最大値 |
5 | MIN | 最小値 |
9 | SUM | 合計 |
Subtotal関数は小計を除外する
小計を2箇所に追加してみました。
SUMとSUBTOTALでは数値が違っていて、SUMはそのまま「合計値」
Subtotalは途中にある小計を除外(抜いて)集計してくれるんです。
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いろいろな使い方ができるので是非ためしてみてください(*´∀`*)