アメリカ大統領選挙はなぜ火曜日にあるのでしょう。
4で割り切れる年の2月か3月の火曜日に多くの州で予備選が行われるためSuper Tuesdayと、いつしか言われるようになりました。
日本では選挙は日曜日ですしね。
なぜ火曜日に投票されるのか調べてみました。
アメリカ大統領選挙はなぜ火曜日?
火曜日に選挙があると、中々行けないですよね。
キリスト教では日曜日は安息日= 働いてはいけない日、なんです。
馬車の準備なども仕事となるため、教会へも歩いていきます。
アメリカは広大な土地を有しているため、日曜日にゆっくり休んだあと、月曜日がさぁ投票日ですよ、としても投票に間に合わない遠くの住人がいて
もし月曜日に間に合うようにしなければならないとすると、日曜から出かけなければならなかったため、全員が投票できるよう火曜日になったようです。
実際に火曜日に投票に行けるの?
ホワイトカラーや会社に制度がある人々は投票に行けるようですが、日雇いやバイトなど時給で働く方は行くのを断念することもあるようです。(ノーワーク、ノーペイ)
郵送や投票日前の投票も可能なのですが、州が投票方法を決めることができるのですべての州に適用でもないようですね。
今年2020年から、インターネット投票が可能となった州もありますが、ハッキングによって投票結果が改ざんされるといった懸念もあるため、この方法もすべての州に適用されてません。
ちなみに、日本と違って、「住民票」がないため、その都市に住んでいる人が「投票するよ!」と登録をする必要があるのだとか。
世界って広いな。
1日で3分の1の票が決まってしまうスーパーチューズデー
2016年もヒラリーとトランプの2人がここっ決まってしまったので、その後は11月まで消化試合となりました。
2020年も民主党は10人以上が立候補していますが、おおよそここで決まることが予想されます。
アメリカ大統領選挙はなぜ火曜日?まとめ
アメリカの大統領選挙がなぜ火曜日なのか、キリスト教由来のものであることをまとめました。
ネット社会になりつつある現在なので次第に変わっていくでしょうか。
今後の選挙の行方に注目です!