鬼滅の刃 映画「無限列車」が2020年10月16日に公開され、公開から10日間で100億円を叩き出し、更には300億円に迫る勢いで話題となっています。
作者の吾峠呼世晴先生の年収はこれまでも7億円、10億円とも言われていますが、映画の印税はどのくらいなのでしょうか?
海猿やテルマエ・ロマエなどの原稿使用料などと比較してまとめました。
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吾峠呼世晴 鬼滅の刃 映画「無限列車」の興行収入が差最速で100億円を突破!300億超える?
出典:映画「無限列車」
映画「無限列車」が2020年10月16日に公開となって、最速で興行収入100億円を突破、観客動員数も歴代1位となりました!
2001年公開の「千と千尋の神隠し」から19年ぶりの更新とのことでアメリカでも話題となっていますね。
16日に公開されたアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の最新の興行収入が26日、発表された。
初日から10日間(25日まで)の興行収入が107億5423万2550円、動員数798万3442人を記録した。
公開より10日間での興行収入100億円突破は、日本で上映された映画の中で最も速い日数となる。
実写作品も含めた歴代の興行収入ランキング1位に輝いている『千と千尋の神隠し』の308億円(興行通信社調べ)を超えてもおかしくない勢い
引用:https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202010260000299.html
「千と千尋の神隠し」に対抗するわけではないでしょうが、ファンの間では、興行収入300億円に届かせたいとの想いがあるようで
煉獄さんを300億の男にしようと、リピーターもたくさんいるようです。
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吾峠呼世晴 鬼滅の刃 映画「無限列車」の印税収入はいくら?
映画「無限列車」の印税収入はどのくらいなのでしょうか?
調べたところ、映画の原作使用料は、かなり低いことがわかりました。
なんと1000万円までと上限が決められているんです!ここから6割~8割を原作者がもらうのですが、
ボリュームゾーンは200~400万円なのだとか。
映画の原作使用料の金額には、一定の基準がある。
日本文藝家協会の規約第25条の「映画制作及び上映等における著作物の使用料は、番組制作費や提供価格等を斟酌(しんしゃく)し、
1000万円を上限として利用者と本協会が協議して定める」という取り決めが、目安となっている。原作使用料のボリュームゾーンは200万~400万円。
原作者はこのうち約60~80%を受け取る
引用:https://style.nikkei.com/article/DGXNASFK2501A_V20C13A9000000/?page=2
このため、おそらく、吾峠呼世晴先生が弁護士等を入れて交渉していなければ
鬼滅の刃 映画「無限列車」の印税は100万円~200万円ほど
かと思われます。
その理由は、以前に公開された海猿、テルマエ・ロマエがびっくりするくらい低かったんです。
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参考)映画「海猿」の印税200万→200万→2,000万超?
出典:https://pixiin.com/work/359/
映画「海猿」は3作目まで公開されましたね。
海猿の印税は1作目と2作目が200万円ちょいで、3作目は作者の佐藤秀峰さんご本人が交渉したので2000万超えとなったそうですよ。
邦画ナンバーワンで70億のヒットと言われても原作者の僕には200万円ちょっと。どんなに興行収入が上がっても固定。
“それはおかしいだろう”と思ったので、契約を小学館(海猿は同社のヤングサンデーで連載)に任せず自分で交渉しました。
と言っても、行政書士さんに頼んで契約書の文面を作ってもらったり、数字の調整をしてもらったりしてですね
映画の2作目までは『映画化の話まとめてきたよ。これにハンコ押して』って契約書が届く感じでした。
出版社としては、すみやかに契約を結ばせたいというのがあるんだと思います。
以前は映画で『海猿』のグッズなどが作られても、まったく僕には権利料が入ってこなかったんですよ。それも交渉してお金が入ってくるようになりました
引用:https://ure.pia.co.jp/articles/-/9165?page=4
また、原稿料で稼げなくても、「物販」はかなり売れるのでこちらで収入を得ていたのかと思ったら、こちらも違うとのことで
グッズも交渉しなければ権利料は入ってこないようです。
現在では「原稿料+成功報酬」という契約を結ばれているようです。
参考)映画「テルマエ・ロマエ」の印税100万円
出典:https://pixiin.com/work/202/
映画「テルマエ・ロマエ」も興行収入が58億円もしたにもかかわらず、
作者のヤマザキマリさんが受け取ったのは100万円でその説明もなかったそうです。
さらには番宣などもノーギャラでやらないといけなかったとか。
『テルマエ・ロマエ』の原作者ヤマザキマリが「映画の興収が58億円だったのに、(私が受け取った)原作使用料は約100万円」と告白したのだ。
引用:https://style.nikkei.com/article/DGXNASFK2501A_V20C13A9000000/
今、テレビ番組でテルマエロマエの作者さんが映画化までの流れを話してたんだけど、「原作使用料として100万円入金されるからよろしくね」っていきなり言われて終わっちゃったんだって。金額も勝手に決められてたんだって。そりゃ原作者の意向なんてまるまる無視のひどい実写化が横行するわけだ…
— 未確定名あましょくからこ (@karako) February 23, 2013
どうやら、映画がコケたときを想定してかなり低く設定されるようで、作家には映画がヒットしたら
単行本の重版がかかって結局は儲かるからいいでしょ、という流れになるようです。
ですので、吾峠呼世晴先生も映画「無限列車」は1作品目なのでもしかすると、
出版社が間に入って契約を結んでいたら100万~200万円ほどしか手にしてない可能性が高いですよね。
おそらく、鬼滅の刃で映画の2作目が公開されることになるでしょうから、弁護士など入れて交渉していて欲しい(と願う)ですね。
吾峠呼世晴|映画【無限列車】の印税収入はたったの100万円?興行収入300億まとめ
作者の吾峠呼世晴さんの映画「無限列車」で印税=原稿使用料がいくらなのか調べました。
吾峠呼世晴さんが交渉していなければ、100万~200万円ほどしか手にしてないことになりますね。
映画「無限列車」は先着450万人に「煉獄零巻」書き下ろしがついているので、この原稿分くらいはわたしてあげていてほしい・・・。