2019年12月8日に武漢で初の発生が確認されてから、1ヶ月以上たって、武漢から日本人を避難させようと政府が動き出しました。
武漢には およそ300人ほどいると言われている日本人の救出に全日空(ANA)機が使われるようです。
日本航空/JALではなく、なぜANA(全日空)なのか、調べてみました。
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武漢から日本人を救出するために全日空/ANAのチャーター機が使われたのはなぜ?理由が知りたい!
武漢から日本人救出のために、チャーター機が武漢—>羽田へ2020年1月29日に第1便が、30日に第2便が離陸しました。
使われる可能性があるのは
- 政府専用機
- ANA/全日空
- JAL/日本航空
の3つがあるのではと考えてましたが、2便ともANA/全日空という結果になりました。
というのも日本の航空会社で武漢への定期便があるのが2社。その2社にJAL/日本航空が入ってないようです。
日本の航空会社で武漢への定期便を運航しているのは、全日本空輸(ANA/NH)と春秋航空日本(SJO/IJ)の2社でいずれも成田発着だが、1月24日以降運休している。
武漢チャーターの運航実績
NH1951 羽田(28日20:13出発、20:33離陸)→武漢(28日23:29着陸、23:37到着)
NH1952 武漢(29日04:45出発、04:57離陸)→羽田(29日08:41着陸、08:45到着)引用:avian on wire
しかも、「成田ー武漢」の路線だったんですね!
ちなみに、このとき着陸した羽田の第2ターミナルサテライトと本館をつなぐには、連絡バスが必要なため、武漢からの利用客と通常の乗客とでしっかりと分離し、
チャーター機は乗客が降りた後、消毒したとのことです。
2020年1月31日現在、まだ新型コロナウイルスのワクチンが開発されてないので消毒だけでウイルスが殺菌されるの?ともおもいましたが、どうなんでしょう。
武漢から羽田のチャーター機に乗務するキャビンアテンダントやパイロットへの影響は?
武漢からのチャーター便は2回、離陸していますが、乗務するキャビンアテンダントやパイロット野方も、しばらく隔離されるのでしょうか。
また、医師や看護師さんも同乗して、乗客のケアにあたるようなのですが、感染しないとも限りませんよね。
厚労省は28日、同チャーター機に医師1人、看護師2人、検疫官1人を同乗させることを決めた。日本からチャーター機に乗り、退避する日本人に対して復路の機内で診察や検疫を実施する。高熱などで移動が困難と医師が判断した場合は、チャーター機への搭乗を見合わせることもある。
引用:日経ビジネス
キャビンアテンダントの方々も大変ですね / チャーター機第2便が武漢出発 210人搭乗 到着午前9時ごろか (NHKニュース) #NewsPicks https://t.co/mDdSYcguKa
— ミカサ通商-あべ (@mikasatsusho) January 29, 2020
中華全土にチャーター機が入った時点で菌を連れて帰ってるって事を知った方がいい。武漢にいる日本人だけじゃなくパイロット、キャビンアテンダントさんもそうそしてそのチャーターが止まってから隔離するまでの間
— m.tatuya☆彡 (@L832163277) January 26, 2020
救出する人も、感染する可能性がありますが、プロフェッショナルとして職務を全うされている・・・素晴らしいです。
これには頭が下がりますね。
まとめ
武漢から日本人救出のために使われた航空会社がなぜ、ANA/全日空だったのかお伝えしました。
まだ、新型肺炎コロナウイルスは感染の一途をたどっています。
これ以上広がらないようにと祈るばかりです。